Live2Dセミナー(中級・上級者向け)【開催レポート】

みなさん、こんにちは。グリーArt部デザイン企画の会津です。本日は6月24日に開催されたLive2Dセミナー(中級・上級者向け)のレポートをお届けします。

今回は、Live2D社から講師として佐藤千歳さん、中山成美さんにお越しいただき、Live2Dを活用するための専門的な技術や制作手法についてご講演頂きました。お昼からグリー本社(六本木ヒルズ)の会場で行われましたが、熱心なクリエイターの方に多数お集まりいただき盛況となりました。

モデラー編
佐藤 千歳 氏(Live2D Creative Studio)

佐藤さんの登壇風景

セミナーはモデラー編、アニメーター編と大きく二つの項目にフォーカスしながら進行しました。
冒頭ではモデラー編として、佐藤さんが登壇。Live2Dモデルの構造や素材を制作する際に注意する基本的な部分から、チーム制作でのおすすめのワークフロー、素材の情報の管理方法など、制作におけるノウハウを公開。

モデルやテクスチャの破たんの回避方法を始め、ポリゴン編集の際のリンク切れについて取り上げ、引きつれが起こりにくいポリゴン割り、形を崩したくない場合の具体的な方法について解説。
さらに、Unityや実機への実装の際にパフォーマンス面でケアする方法や、アニメーションの品質を上げるためのデフォーマーとポリゴンの関係性、効率の良い曲面でフォーマーなど、より上級の技術を学ぶ事ができました。

アニメーター編
中山 成美 氏(Live2D Creative Studio)

中山さんの登壇風景

続いては、アニメーター編として中山さんに講演頂きました。
作業効率を向上させるパレット配置や、メリハリのあるアニメーションを作成するためのフェードの設定、各ポーズでのモーションの作り方、魅力的なキャラクターを作る方法として、目パチの速度で差別化する方法などを紹介頂き、原画の良さを生かしつつ、品質の良いアニメーションを制作する秘訣を学ぶことができました。

特別編
石川 源次郎 氏 (Live2D Inc.)
石川さんの登壇風景

セミナーの後半では、スペシャルゲストとして石川さんが登壇。開発中であるEuclidのデモを踏まえてお話頂きました。

Euclidは「全く新しいフル2Dによるイノベーション 3Dと同様、360度の表現を実現」する物だと解説する氏。3DモデルとLive2Dモデルの比較を行い、原画の高い表現力について動画で公開。

キャラクターの身体は3Dモデル、顔の部分を複数の角度の原画で構成されるため、キャラクターの表情や、Live2Dが持つ表現の豊かさが引き出された魅力的な描写を見る事が出来きました。

 

最後に、2016/04/27に公開されたSDキャラクターモデル「こはる」と「はると」について中山さんにご紹介頂きました。
いままで少なかったSDキャラクターサンプルモデルのモデルの構成やアニメーションなどをパラメーターやポリゴンを動かしながら、細かな描写や表情の作り方について解説頂きました。

サンプルモデルを実際に動かしながら解説は非常に実践的であり、好評でした。

「こはる」「はると」はLive2D社公式のサンプルモデルとして公開されています。
今回の勉強会は中級・上級者向けということもあり、質疑応答も専門的な内容が多く、セミナーは高い熱量のまま無事終了致しました。

改めまして、ご参加頂いた方々、講師の皆様ありがとうございました!グリーArt部では、セミナーや交流会を定期的に開催していきます。次回のセミナー開催をお楽しみに!

※ Creators Blogの更新やGREE Creators’ Meetupの最新情報はArt部公式ツイッターで!

Author: Ryo Aizu